中綿に絹の真綿を使用した、繰り返し使用出来る“真綿カイロ”です。真綿の軽く優しい優れた保温性で指先を温めます(写真2枚目、7枚目)
たっぷりの真綿を入れております(写真10枚目…真綿を入れて縫い閉じているところです)

片手を袋状になっております真綿カイロに入れて頂き、反対の手で包み込むように握ってあげて下さい。そのまましばらく致しますとじんわりと真綿から温かさが伝わってきます。
(刺繍部分はとても丈夫ですので、くしゃくしゃにされても大丈夫です!)

表裏共に日本刺繍で装飾を施しました。
刺繍の模様はイヌマキという植物をモチーフにデザイン致しました。
イヌマキは薬用植物として古くから利用されてきた植物です。実は生薬名を羅漢松実(らかんしょうじつ)と言い、駆瘀血（体の血の滞りを取る）作用があり、木材は樹脂を多く含むため耐水性に富み、桶類の材料をはじめ天井板碁盤、漁網の浮きなどに用いられてきたそうです。

イヌマキは秋になると、とてもカラフルな実をつけ面白い姿を見せてくれます。身近で私達の健康を助けてくれる縁起の良さを表現するようデザインしました。

金の部分は刺繍糸も金彩も全て純金を使用しています。絹糸の輝きと共にその美しさを楽しんで頂きたいという思いと、指先を温めながら刺繍の輝きをぼんやり眺め、忙しい毎日の中でしばし頭を休める時間を作り出して頂くお手伝いをするアイテムとなっております。

もし身近な大切な方で忙しい毎日を過ごされている方や、病床でままならない思いで過ごされている方がいらっしゃるようでしたら、贈り物にいかがでしょうか。

そっと心を慰め寄り添うお手伝いが出来ると思います。

もちろんご自身の心身を休めるためにお側に置いて頂けましたら、絹の優しい肌触りで癒しをお届け致します。

真綿自体は発熱するものではございません。真綿から感じる温かさはご自身の持つ体温です。真綿は自分で自分を温めるお手伝いをしてくれます。
天然の素材は、自分自身を労る事の大切さを教えてくれます。そして、自身が持っている力を引き出してくれます。

寒い季節が過ぎて暖かくなりましたら、お好きな香りを忍ばせて、サシェとして枕元等でお使いいただくことも出来ます。

古から人々に重宝されてきた天然素材の魅力を感じて下さい。


《サイズ》
〈真綿カイロ本体〉
タテ 約12 cm
ヨコ 約15.5cm
厚み 約 2 cm

〈桐箱(外寸)〉
タテ 約14.8cm
ヨコ 約18.2cm
高さ 約 4.5cm

制作中の様子や素材の説明などなど、Instagramにて日々紹介致しております。
ここではご紹介しきれないお話がたくさんありますので、是非覗きに来て下さい!

Instagramアカウント
＠lalala.embroidery